固定残業代 [育児]
残業をしてもしなくても一定の残業代が支払われる固定残業代。社員は残業しなくても手当がもらえるメリットがあります。経営者側は残業しなくても相当額を支払うデメリットがありますが、細かい残業の事務手続きを省略できるメリットがあるので、導入しているところも多いようです。
ちなみに1時間相当を固定としているなら、それを超える残業には固定残業代とは別に支払う必要があります。ココを履行しないブラック企業も多そうですね。
また、産休、育休明けで時短勤務をする方は注意が必要です。これまで、残業をしなくてももらえた固定残業代は「残業ができる人」がもらえるものです。時短勤務で上司が残業を指示できない「残業されられない人」には支払われません。
なので、
それまで8時間勤務でみなし残業1時間をもらっていた人は、1日あたり 8+1.25=9.25時間分を支給されていたことになります。それが7時間の時短勤務になると、固定残業代もなくなり7時間分。1時間勤務を短くしただけなのに、2.25時間分も支給額は減ってしまうのです。
時短勤務を行う場合は、減らす時間と、支給される額のバランスが大きく崩れるので、あらかじめ良くシミュレーションしたほうがいいでしょう。
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