胎児の心拍 [育児]
妊婦健診のときに超音波検査などで心拍を確認しますよね。あれでいったい何がわかるのでしょうか。
最初におなかの赤ちゃんの心拍が確認できるのは、早くて妊娠6週ごろです。まず、このころに胎児心拍が確認できると、流産や異所性妊娠(子宮外妊娠)の確率がぐっと下がります。
また、赤ちゃんがお産に耐えられるかどうか判断にも使われます。胎児の心拍数、胎動、子宮収縮を同時にチェックするノンストレステストで胎児のストレス、出産のリスクをチェックすることがあります。
そもそも、赤ちゃんの心拍数がどれくらいかというと、成人の約2倍ほど。個人差も、成長過程の差も、さらに寝ているときと起きている時の差があるので、心拍数やその変化でやみくもに不安になる必要はありません。
じゃあ、どうなると心配なのか。
一時的に正常範囲の上限を超えることがあっても、むしろ元気な証拠。ただ、常に高い値となるなら、絨毛膜羊膜炎などの子宮内感染が疑われ、抗菌薬投与など治療が必要になります。
逆に心拍数が遅いときは
妊娠初期だと流産の可能性が疑われ、先天的な心疾患や胎盤機能不全によるものも疑われます。ただ、これも一時的なものであれば問題ないでしょう。
もともと、胎児の心拍数は早いときもあれば遅いときもあります。心配されるのは異常値が続く場合ともう一つ、急激な変化です。
心拍数が大きく乱れる場合は「胎児機能不全」が疑われ、この場合は予定日を待たずに帝王切開で出産となることもあります。
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幼児教育の無償化 [育児]
2018年12月28日に、「幼児教育無償化と高等(大学など)教育無償化」について、教育費無償化の閣議を経て、具体策が公表されました。
この施策は、「日本国内の子どもが、家庭の経済状況に左右されることなく、等しく質の高い教育を受けられるようにしよう」とした「人づくり改革」の一環の動きです。
開始時期が2019年10月を予定。まだ決まっていないことも多く、消費税の10%増税が確定しないと予定通りスタートできるかどうかも不確実です。
3~5才児の場合、幼稚園、保育所、認定こども園、幼稚園の預かり保育、認可外保育園などの利用料が基本的に無償となる魅力的な施策ですので、ぜひ実現してほしいものです。
ただ、
幼稚園や幼稚園での預かり保育など完全な無償ではないものもあるようなので注意が必要。今後の動向が気になります。
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保育の質 [育児]
保育の質が心配です。
元保育士の告発で発覚した不適切な保育は
・口にセロハンテープを貼る
・部屋の隙間に追いやって怒鳴る
・いすを投げる
・食べ物を無理やり口に詰め込む
・罵倒する
・暗い部屋に閉じ込める
園児がするのではなく、保育士がしていた行為です。
保育所は預けたあとは外からの目が届かない。
適切な保育が行われるためには、
園長など管理責任者がしっかりと監督する。
なのですが、
人で不足を自覚している管理者からは、いきすぎた保育を是正する言葉も遠慮がち。保育士に辞められると園の運営にも支障をきたします。
実態は保育士のモラルに頼るしかなさそうです。
外からの監視が届かないなか、不適切な保育に慣れてしまっておかしいと気づきにくい環境ですが、だれかが声をあげて
「おかしい!!」
と言うしかないのです。
先にあげた不適切な保育の実態は保育士らの労働組合「介護・保育ユニオン」の調査であがったものも含みます。
同じ職場内では発言しにくい声を拾い上げるこういう団体活動はとても重要ですね。
保育士は常に人手不足なのに責任は重い。そのため成り手も減少の悪循環に陥っているのでは。早急な改善施策を打ち出さないと、重大な事故や事件に発展しそうでとても心配です。
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子供が起こした事故に対する親の責任 [育児]
子供が起こした事故に対して、親はどこまで責任があるのでしょう。
子供と言っても、自分で動けない乳児なら親の責任が問われるでしょうが、中学生にもなれば親もいつまでも「目の届く範囲」に留めておくことはできませんよね。
弁護士の意見が掲載されていたので紹介しますと
「まず、親の責任はどこまでかということについてですが、子供が11歳から12歳より下なら親の責任ということになると思います。ただし例外もあります。
とのこと。11歳から12歳より下ということは小学校5年生ぐらいでしょうか。自分の子を見ていても、たしかに親から離れて自分で考え行動できる年頃です。
うちの11歳児は
・事故に巻き込まれないこと
・事故を起こさないこと
2つとも教え込んではいますが、まだまだ理解はできていません。というか、注意は聞く耳持たない状態。。。
もう、親の責任を離れて自分で責任を取らなければイケない年頃なんだけど、自覚してないよなぁ、、、
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専業主婦の時給 [育児]
専業主婦の価値ってよく議論になりますよね。
あるサイトでは、短時間労働者の年齢階級別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額によると、女性の短時間労働者の時給は1074円。と試算していました。
1,074円
端数もあるから、いい加減な試算ではなさそうです。
ココからは私の試算。
一日の内、睡眠中以外は ほぼ労働時間なので、最低でも15時間/日、8時間を超える分は残業手当がつくとすると、16.75時間相当/日。
基本的に休みナシなので、年収は
16.75時間/日 x 365日 x 時給1,074円/時間 = 657万円/年
ここで、サイトの意見に戻ると
"そう考えると、旦那さんも「専業主婦だからやって当たり前」「○○なんて贅沢」なんていっていられません。"
と締めくくっていますが、ちょっと待って。
これが
旦那の年収を上回っていたなら「家事を分担して!」といえますが、
旦那の年収と同じなら フィフティ フィフティ
旦那の年収を下回ったらなら、もっと働けと言われても仕方がないのでは?
冷静に考えるとこうですよね。
決して、主婦の仕事を軽んじるつもりはありませんが、この時給換算の議論は共働きの主婦に怒られるんじゃないでしょうか。
前々から時給換算の主張に怪しさを感じていたのですが、こうして試算してみるとハッキリします。だから、もう専業主婦の労働を時給換算で語るのはやめましょうよ。
家事も育児も共同作業、その割合はそれぞれの夫婦でお互いを思いやりながら決めればいいのではないでしょうか。
私も主婦の仕事の多さ、家事分担に不満はありますが、家の外で働く旦那には感謝しています。
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